<キャリア概要>
日本国内の大学で経済学部を卒業後、専門商社にて海外営業に3年従事。退職後、バングラデシュでの青年海外協力隊 (JOCV)、国連ボランティア (UNV)を経て、大学院に留学、その後、現職となる開発コンサルタント会社勤務。
大学生の頃から、途上国に興味を持ち、漠然と将来は国際協力の仕事に就きたいと考えていました。具体的に平和構築に興味を持ったきっかけは、国連ボランティアとしてバングラデシュのロヒンギャ難民キャンプで仕事をしていた時期です。難民の暮らしを目の当たりにし、このまま目を瞑っていたのではいけない、そう思ったのがきっかけです。
② どのように平和構築に関わっていますか?
現在は、バングラデシュのガバナンス支援のプロジェクトに従事していた、その一環として、ロヒンギャ難民流入地域のホストコミュニティ支援を行っています。③ 平和構築の醍醐味は何ですか?
平和構築の醍醐味は、やはり困難に立ち向かっている人に寄り添って仕事ができることではないでしょうか。平和を語るとき、戦争、紛争などは切っても切り離せないものですが、その中に身を置く人々の強さには、いつも勇気をもらっています。④ 平和構築の難しさは何ですか?
難しさは、様々なアクターが関係しており、問題も複雑で政治や経済なども絡んでおり、どういう活動をすれば具体的に平和構築に貢献できるかということが分かり難いことではないでしょうか。自分が関わっていることが、どのように平和構築に貢献できているのかは常に自問自答しながらの毎日です。⑤ 今の仕事をする上で、身につけておいて良かったと思うスキルや経験は何ですか?
まずは人と対等に接すること、コミュニケーション能力ではないかと思います。この仕事をしていると、明らかに自分の主義や主張と異なる人々と話をすることがあります。そんなときに対等に接し、相手の主張に共感できるコミュニケーションができれば、道が拓けることがあります。⑥ 実はこんな趣味ですというのはありますか?
登山、旅行が趣味です。最近はもっぱら趣味と言えるかはわかりませんが、子供を連れて出かけることが楽しみです。
⑦ 最後に、今後の夢・目的は何ですか?
平和構築は息の長い仕事です。将来の夢を描くとき、自分の子供たちの世代の幸せを描くようにしています。個人の目的としては難民問題の解決に向け、様々な形で発信していきたいです。
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