報道では伝わらないウクライナの空気感が感じられる【書籍】東欧ウクライナを行く: 現地ルポ2022年4〜6月2024.10.11 03:54本書は、筆者であるドキュメンタリー写真家の森さんが“脚色なく”ロシアの侵攻直後のウクライナの様子を記録し、ルポとしてまとめています。ロシアのウクライナ侵攻が開始された直後のウクライナの街の様子、現地の方の生活、ボランティアを行う住民の思いなどが、バイアスなく描かれていて、当時の街...
戦争記録の正確さⅢ~アメリカの資料との整合性~2023.11.12 12:17「戦争記録の正確さⅠ~戦災変電所について~」と「戦争記録の正確さⅡ~変電所犠牲者の記録~」の続きとし、今回も東大和市立郷土博物館(旧日立航空機株式会社変電所)の楢崎茂彌さんの説明を基に記載します。https://project-peace.amebaownd.com/posts/...
戦争記録の正確さⅡ~変電所犠牲者の記録~2023.11.12 11:58前回の記事「戦争記録の正確さⅠ~東大和市戦災変電所について~」の続きとし、今回も東大和市立郷土博物館(旧日立航空機株式会社変電所)の楢崎茂彌さん(以下写真)のご説明を基にご紹介します。https://project-peace.amebaownd.com/posts/493895...
戦争記録の正確さⅠ~戦災変電所について~2023.11.12 11:42人道支援や平和構築の業務についている私たちですが、日本の事例をあまり知らないことがあると思います。私自身、日本の詳しい戦争記録などは不勉強です。今回は日本における戦争被害記録に関して、私が住んでいる東京都東大和市にある旧日立航空機株式会社変電所(以下「変電所」)について東大和市立...
ロヒンギャ難民を基礎から専門的な事柄まで学べる【書籍】ぼくはロヒンギャ難民。: 差別され、迫害され、故郷を追われた人びと2023.01.14 09:18難民キャンプを紹介する本やレポートはたくさんありますが、本書「ぼくはロヒンギャ難民。」は、ロヒンギャ難民に関する基礎的なことから、難民キャンプのとてもリアルな現状、ジェノサイド条約、そして現状を改善するための提案まで含められ、包括的なのに非常に理解しやすい内容です。本書は本文と注...
宗盛千枝さん(ソーシャルワークを通じた平和構築)2022.07.14 06:26<キャリア概要>国際関係学部を卒業後、大学院で戦後復興学を専修。北部ウガンダで性暴力を受けた男性・男児の支援について学ぶ。その後、JICAで東アフリカ地域支援、NGOでケニアの暴力的過激化予防事業に従事したのち、開発コンサルティング企業に入職。社会福祉士。① 平和構築に興味を持っ...
木村万里子さん(すべての人に可能性を切り開く学びの機会を!)2022.07.06 03:52<キャリア概要>民間企業勤務を経て国際協力NGOへ転職。国内外あわせて15の緊急救援および教育支援事業を担当したのち、ロヒンギャ難民支援(バングラデシュ)、パレスチナ支援(エルサレム)で現地駐在。教育学および政治学修士。JQANおよびINEE MS認定トレーナー。① 平和構築に興...
中嶋秀昭さん(あらゆる支援に共通する平和構築)2021.11.28 18:43<キャリア概要>NGO職員、JICA企画調査員としてアジア・アフリカの10ヶ国以上で主に保健分野の支援事業に従事。① 平和構築に興味を持ったきっかけは何ですか?もともとは飢餓や貧困に関心をもち、途上国支援に携わったのですが、これらの背景としての紛争や平和構築にも興味をもつに至りま...
藤田綾さん(誰もが安心して暮らすことのできる世界を目指して)2021.11.15 04:06<キャリア概要>学部で国際開発学を学んだ後、開発コンサルタント企業に勤務。その後、人道支援を行う国際NGOでの勤務を経て、現在イギリスの大学院の修士課程に在籍中。① 平和構築に興味を持ったきっかけは何ですか?開発支援の仕事でパキスタンに長期滞在していた2016年~2018年頃、シ...
スケープゴートⅢ(汚れ者)~軽減・回避のために【書籍】紛争と和解を考える2021.06.09 02:37前回のコラムではスケープゴートの発生メカニズムとその情報伝達について触れました。【発生メカニズム】【情報伝達】今回も書籍「紛争と和解を考える 第1章拡散する敵意」より、スケープゴーティング現象を軽減・回避する4つの方法についてご紹介したいと思います。<その①:メカニズムを理解>軽...
スケープゴートⅡ(汚れ者)~情報伝達【書籍】紛争と和解を考える2021.06.04 01:02前回のコラムではスケープゴートの発生メカニズムについて触れました。今回も書籍「紛争と和解を考える 第1章拡散する敵意」より、スケープゴートを悪化させる、情報伝達についてご紹介したいと思います。なお、本書におけるスケープゴートの具体例としては中世におけるキリストを殺したとされるユダ...
スケープゴート(汚れ者)Ⅰ~発生のメカニズム【書籍】紛争と和解を考える2021.05.31 04:36突然ですが、“スケープゴート”という言葉を聞いたことがあるでしょうか。今回は書籍「紛争と和解を考える 第1章拡散する敵意」より、スケープゴートの発生メカニズムについてお伝えし、次回以降、スケープゴートを悪化させるもの、予防・軽減させる方法についてもご紹介したいと思います。“スケー...